扁桃

 口や鼻から吸引した異物が喉頭に到達する前に免疫応答できるように咽頭に環状に配置されているリンパ組織の総称で、ワルダエルのリンパ環とも呼ばれています。 単なるリンパ節の集合ではなく、二次リンパ器官に分類されるリンパ上皮性器官で、密なリンパ小節の集まりと表面の亀裂と陥没が特徴的で、主に喉の奥にある口蓋扁桃(従来は扁桃腺)と咽頭扁桃に分類され、扁桃腺は真の意味の線では無く免疫器官であることから、近年は扁桃と改められました。 また、その形がアーモンドの種子の形に似ていることから、この名前で呼ばれるようになりました。

 扁桃の働きは、外部から細菌やウィルスが入ってきた時に、それらを殺して、体内への進入を防ぐという役割を担っています。その表面には腺窩(せんか)と呼ばれる小さな穴があり、ここに膿栓が溜まり口臭の原因になる場合があるのですが、その粘膜の表面は非常に傷つきやすく、プロでも出血を起こしやすく、炎症を引き起こすことによって悪化を招く危険性があるので、自分自身で膿栓を取り除く場合には注意が必要です。ただし、多くの場合、この除去は一時的に臭いの原因を取り除く為の方法であり、根本的治療とはならず、何度か繰り返し行う必要があります。

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